ファンドにかかるリスク

本ファンドは、お客様の自己責任の下、運用にかかる収益がご契約者様に帰属する一方、運用の結果による損失もご契約者様に帰属することとなります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面および匿名組合契約書をご確認いただき、ファンドの性格を充分ご理解の上、お申込くださいますようお願い申し上げます。以下、本ファンドにかかる重要事項をご説明します。

1. 市場変動リスク

本ファンドは主に店頭外国為替証拠金取引での運用を行い、その純資産価額は日々大きく変動する可能性があります。投資対象通貨は主にユーロ/米ドル市場であり、運用レベルの設定を分散するなどしリスクを管理していますが、ご契約者様に対し投資元本の償還や収益の保証をするものではありません。為替取引の運用次第では投資元本の欠損又は全く償還されないおそれもあります。

〈外国為替証拠金取引の投機性〉
為替レートは、国内外の政治情勢、経済の動向、天候等の自然環境、その他要因によって激しく変化します。そのため運用資産の投資効果を予め予想することは非常に困難です。
〈外国為替証拠金取引のレバレッジ効果〉
外国為替証拠金取引を行う場合は、必要な証拠金は小額で済むため、為替取引は資金的なレバレッジ効果が高くなります。よって為替取引における市場相場の変動は、小額の投資でも出資者に多大な利益をもたらす可能性がある一方、大きな損失を与える原因にもなります。

2. 当ファンド関係者の信用リスク

ご契約者様から営業者への出資金は、営業者において運用されます。また、運用成果は営業者から直接ご契約者様に支払われる仕組みになっております。営業者である合同会社コピアは本ファンド専属の特別目的会社であるため、本ファンドの運用以外の業務を行うことはありません。

本ファンドの構成員が破綻する等予期せぬことが起こった場合、本ファンド関連会社の管理上の障害が生じるリスクがあります。

3. 流動性リスク

外国為替市場では、時に予測できない政治・経済変動、過度の投機等によって大幅に価格が変動することがありますが、価格変動が大きい場合は取引相手が見つからず、売買したい時でもそれが不可能な場合があります。

4. その他

〈法律改正リスク〉
日本、その他の国、地域において法律等の改正、変更があり、出資金の運用に新たな制限がなされる場合、本ファンドの運用成績への悪影響および運用自体への支障が生じることがあります。
〈税制変更リスク〉
日本、その他の国、地域において税制等に変更があり、税率の引き上げ等新たな課税がなされる場合は、当ファンドの運用成績に悪影響を与えます。
〈繰上償還リスク〉
日本、その他の国における天災地変、政治・経済の変動若しくはその他の事由により、本匿名組合事業(本匿名組合契約に基づく外国為替証拠金取引による運用事業及びその附帯事業をいいます、以下同じです)の目的の達成が困難である場合、又は他の匿名組合契約の終了により運用財産額が減少したことにより営業者が経済的合理性の観点から望ましい運用を行うことが困難であると判断した場合は営業者の権限により本匿名組合契約を解除することがあります。この場合の償還金は、出資元本を下回ることがあります。その他、本ファンド運用期間における損益が出資金に対して±20%を超える状況となった場合、営業者の判断により、繰上償還する場合があります。損失が20%を超えて繰上償還する場合の償還金は、出資元本を下回ります。
〈途中解約・譲渡〉
本ファンドでは、途中解約・譲渡はできません。

※ご契約にあたっては、契約締結前交付書面および匿名組合契約書を十分にお読みください。