テクニカル分析

2019年5月9日

テクニカル分析とは、主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高、時間軸等の取引実績の時系列パターンから将来の値動きを予想・分析する手法です。 需給、収益性評価およびそれらの背景となる経済情勢分析に基づいて行う手法であるファンダメンタル分析と相対する市場分析手法になります。チャートの形状から将来の相場を予想するものと過去の相場の各種データを用いて数学的な手法を用いて予想するものがあります。

チャートの種類

ろうそく足チャート(キャンドルスティック・チャート)

株価や為替、商品などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つで、最も使われているチャートです。単位期間(5分、10分、1時間、1日、1週間、1か月など)を定め、単位期間中に初めに付いた価格を始値、最後に付いた価格を終値、最も高い価格を高値、最も安い価格を安値とし、この4種の価格(四本値)をろうそくと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べて株価の変動をグラフとして表したものです。始値よりも終値が高い陽線(ようせん)と、始値よりも終値が安い陰線(いんせん)の2種類があります。期間中の安値と高値はそこから伸びるヒゲで表現します。1本のろうそくは単位期間の中で、どういう値動きをしたのかを表しています。ろうそく足の「足」といういい方は、これに由来しているそうです。

陽線(始値より終値が高い)
【図表】ろうそく足チャート 陽線1
【図表】ろうそく足チャート 陽線2
陰線(始値より終値が低い)
【図表】ろうそく足チャート 陰線1
【図表】ろうそく足チャート 陰線2

日本では、ろうそく足のチャートを使う人が多いですが、欧米ではバーチャートを使う人が多いようです。先物市場が盛んなシカゴではほとんどのトレーダーがバーチャートを使っていました。
ろうそく足チャート同様、単位期間(5分、10分、1時間、1日、1週間、1か月など)を定め、単位期間中に初めに付いた価格を始値、最後に付いた価格を終値、最も高い価格を高値、最も安い価格を安値とし、この4種の価格(四本値)を一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べて株価の変動をグラフとして表したものです。ただし、始値、終値でその期間内で上がったか下がったかが見づらく、ろうそく足のほうを好む人が多いようです。この場合、陽線は黒、陰線は赤として見やすく補完したチャートもあります。
相場のトレンドをつかむには、高値、安値がろうそく足よりも判かりやすいので、バーチャートを好む人もいるようです。

陽線(始値より終値が高い)
【図表】バーチャート 陽線1
【図表】バーチャート 陽線2
陰線(始値より終値が低い)
【図表】バーチャート 陰線1
【図表】バーチャート 陰線2

折れ線チャート

単位期間(5分、10分、1時間、1日、1週間、1か月など)を定め、終値だけを結んだチャートです。
シンプルに相場を見ることができ、週足だけでトレードする投資家もいます。

一目均衡表(いちもくきんこうひょう)

細田悟一によって、1936年(昭和11年)に考案されたチャートの一種です。細田氏のペンネームである一目山人(いちもくさんじん)に因んで名づけられ、現在は細田氏の遺族が経営する株式会社経済変動総研の登録商標です。遺族が公式ホームページを運営しています。

(株)経済変動総研
http://www.ichimokukinkouhyou.jp/

時間を重視した相場では、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に動くとの考えに基づいて作られているチャートです。時間論・波動論・値幅観測論などを総合的に判断する必要があるため、習得難度は極めて高いと言われています。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンの5本の線で構成されています。2本の先行スパンに囲まれた部分は雲(帯)と呼ばれる。計算方法は以下の通りです。

  • 基準線=(過去26日間の高値+安値)÷2
  • 転換線=(過去9日間の高値+安値)÷2
  • 先行スパン1={(転換値+基準値)÷2}を26日先に伸ばしたもの
  • 先行スパン2={(過去52日間の高値+安値)÷2}を26日先に伸ばしたもの
  • 遅行スパン=(本日の終値)を26日前にずらしたもの

チャートの見方と判断

  • 基準線が上向けば買い、下向けば売り
  • 転換線が基準線を上に抜けると(好転)買い、下に抜けると(逆転)売り(ゴールデンクロス、デッドクロスのようなもの)
  • 雲の厚みが抵抗力の強弱を示し、株価が雲より上にあれば下値支持帯、抵抗帯より下にあれば上値支持帯
  • 遅行スパンと日々線(ろうそく足)とを比べ、遅行線が日々線を上回っていれば買い、下回っていれば売り
  • 転換線>基準線、 株価>雲、 遅行スパン>日々線の条件が揃うことを三役好転といい、強い買いシグナルとなる
  • 転換線<基準線、 株価<雲、 遅行スパン<日々線と、すべて条件が三役好転と逆になることを三役逆転といい、強い売りシグナルとなる
  • 雲の反転を相場の転換点として利用している人もいる

トレンド分析

トレンドライン

価格は常に時間と共に変化します。しかしながら、ある大きな方向性を持って動いている時(期間)があります。この方向性のことをトレンドといいます。トレンドには、「上昇トレンド」「下落トレンド」「横這い(レンジ)」があります。トレンドは相場の傾向をつかむには有効です。トレンドラインには上昇トレンドラインと下降トレンドラインがあり、多くに投資家がテクニカル指標として利用しています。
トレンドラインを引くポイントは、以下の通りです。

  • 上昇トレンドラインは安値同士を引く → 指示線(サポートライン)
  • 下降トレンドラインは高値同士を引く → 抵抗線(レジスタンスライン)

注意点:ろうそく足(キャンドルスティック)チャートやバーチャートを使っている場合、トレンドラインはひげを起点にひく

トレンドラインの肝はそのトレンドが反転もしくは上抜け、下抜けするまでは継続するということです。

上昇トレンドで支持線(サポートライン)を下抜けした場合は、上昇トレンドの終わりということです。
 → 一旦売り。すぐに買ってはいけない。ただし、再度上昇トレンドになる可能性もあります。

下落トレンドで抵抗線(レジスタンス)を上抜けした場合は、下落トレンドの終わりということです。
 → 一旦買い戻し。すぐに売り建ててはいけない。再度、下落トレンドになる可能性があります。

【図表】トレンドライン 支持線と抵抗線

移動平均線

一定期間の平均価格を結んだ線です。一般的には終値を単純移動平均(SMA)します。
よく使われる移動平均日数:5日、25日、75日、13週、26週、52週(1か月)、24か月、60か月
計算例: 単純移動平均(SMA)=(1日目の終値+2日目の終値+・・・+5日目の終値)/5日

指数平滑移動平均(EMA)

一つ前の移動平均の前の値に現在の終値の一定の割合を加算して計算で、指数的に平滑化させた移動平均では、最新の終値により多くの比重がかけられます。
計算例: 指数平滑移動平均(EMA)=(1日目の終値+2日目の終値+・・・+5日目の終値+5日目の終値)/5日+1日

単純移動平均では実際の相場と少し遅れて形状が変動しますが、指数平滑移動平均だと実際の値動きに近い形で平均値が算出できるとされています。

【図表】指数平滑移動平均(EMA) 買いシグナルと売りシグナル
  1. 移動平均線の下から株価チャートが上へクロスするポイントは買いサイン。上昇トレンドに転換する場合によく出現。
  2. 移動平均線が上昇しだしたところで、価格が移動平均線を上から下へクロスしたポイントは買いサイン。しかし、だましも多い。
  3. 価格が移動平均線より上にあり、価格が下がってきても移動平均線とクロスしないで上昇するポイントは買いサイン。上昇トレンドが継続する可能性が高い。
  4. 移動平均線が価格より上にあり、移動平均線から最も離れたところは買いサイン。だましも多い。
  5. 移動平均線が天井圏にあり、価格が上から下へクロスしたポイントは強い売りサイン。上昇トレンドから下降トレンドへ切り替わる重要なポイント。
  6. 移動平均線が下落し始めた辺りで、価格が移動平均線を下から上へクロスしたポイントは売りサイン。移動平均線が下降トレンドに入っているので、価格は下落が予想される。
  7. 移動平均線の下に価格があり、価格が移動平均線を突き抜けようと上昇してもできずに下降した場合、売りサイン。
  8. 移動平均線が上昇トレンドにあるなかで、価格が大きく上へ離れたところは売りサイン。

ゴールデンクロス

短期移動平均線が中長期移動平均線を下から上に突き抜けているチャート形状のことです。
株式の分析では5日(1週間の営業日数)と25日(1か月の営業日数)の移動平均が使用されることが多いです。相場の大きな流れを読む際に役立ちます。移動平均線がクロスするところで反転することもあります。多くの市場参加者は参考にしている相場の節目に当たることが多いです。

デッドクロス

短期移動平均線が中長期移動平均線を上から下に突き抜けているチャート形状のことです。
ゴールデン・クロスの逆になります。

ダブルトップ・ダブルボトム

ダブルトップは天井圏で高値が同じ価格で形成されたときのチャート形状です。底値圏ではダブル・ボトムと言います。相場が反転することが多いとされています。ただし、次の山を形成することも多いので、強いシグナルとは言えません。

ヘッド・アンド・ショルダー

酒田五法(後述)では三山と呼ばれているもので、真ん中の山が両側の山のピークより飛び出しているチャート形状のことです。ヒトの両肩と頭部のシルエットと重なることから、ヘッド・アンド・ショルダーとも呼ばれています。

三角もちあい

レンジ相場の上限抵抗線と下限抵抗線を抜けた場合、抜けた方向にトレンドができると解釈されます。
レンジ相場には次第に変動幅が狭くなる三角もちあいと、変動幅がある程度一定の中段もちあいがあります。

三角もちあい(上抜け)
【図表】三角もちあい(上抜け)
三角もちあい(下抜け)
【図表】三角もちあい(下抜け)
中段もちあい:レンジ(上抜け)
【図表】中段もちあい:レンジ(上抜け)
中段もちあい:レンジ(下抜け)
【図表】中段もちあい:レンジ(下抜け)

ボラティリティー

相場の変動率のことです。価格の変動率や変動性を表すパラメータとして使われています。過去の価格のデータから産出されたものがヒストリカル・ボラティリティーです。一般的には、90日や250日もしくは260日(年間営業日数)で算出する場合が多いですが、3年や5年といった長期間を用いて分析する場合もあります。
また、オプション市場でオプション価格から算出されたものをインプライド・ボラティリティーと言います。オプション市場自体が将来の価格予測を織り込んでいることから、インプライド・ボラティリティーのほうが、将来予測には有益という人もいます。
アメリカのシカゴ・オプション取引所(CBOE)のS&P500株式指数を対象としたボラティリティー・インデックス(VIX)が有名です。2010年より日本経済新聞社から日経平均ボラティリティー・インデックスも公表されています。VIXは市場のリスク量をよく表しているとされ、恐怖指数とも呼ばれています。
通常VIXは10~20の間で推移しますが、市場でリスクが高まった際には、20を超えてきます。

過去のVIX高騰事例

2008年9月18日 リーマン・ブラザーズ破綻 42.16
2008年10月24日 世界金融危機 89.53(史上最高値)
2010年5月20日 ギリシャを筆頭とするPIIGSの国債懸念 45.79
2011年8月8日 S&Pが米国債を格下げ 48.00
2011年10月4日 ギリシャ国債のデフォルト危機 46.88
2015年8月24日 中国経済失速懸念 40.74
2018年2月5日 米雇用統計後のトリプル・ショック 37.32
2018年12月24日 米政府機関閉鎖 36.07

VIXが20を超えてくると、世界的にリスク・オフの相場展開となり、世界中のリスク資産に影響を及ぼします。このような時は、質への逃避(フライト・トゥー・クオリティー)が起き、安全資産(金、スイス・フラン、先進国の国債など)が買われる傾向があります。ただし、リーマン・ショック級のことが無い限り、30を超えてきて40台になったところで買えば、そこが底だったとも言えます。
2018年2月6日の米国株の急落の際には、VIXやリスク指数を運用に応用したファンドの投げ売りが、市場の急落に加担したとされています。VIXそのものを運用対象としたファンドもあります。VIXを利用したファンドは、リスク・コントロール・ファンドと呼ばれ、VIXが上昇したらリスク資産を売却し、リスク量が低下したときにリスク資産を買い増すという戦略で、2010年以降、機関投資家を中心に人気の運用商品です。多くの場合、VIXが16~20を売買のターゲット(例えば、VIXが18を超えたら株売り、18を下回ると株買い)としているようです。しかしながら、戦略自体が後追いの戦略となるため、常に市場に勝てるとは言い切れなく、それほど高い運用収益は上げていないようです。

プット・コール・レシオ

コールの売買高に対するプットの売買高の割合のことです。相場の先行きに対して強気のとき低くなり、弱気のとき高くなる傾向があるとされています。ただし、機関投資家が多いと、あまり意味がないようです。売買手法の多様化で、最近あまり役に立たなくなっているとの指摘もあります。

出来高(取引量)

株式や商品取引においては、価格の推移だけでなく出来高(取引量)の推移も相場の状況をつかむための重要な指標となります。一般的に、出来高の増加は価格の上昇基調を表し、出来高の減少は価格の下落基調を示します。

出来高と価格の相関

価格 出来高(取引量) 相場への影響
上昇 増加 強い 上昇継続
上昇 減少 弱い 天井近い可能性
下落 増加 強い 下落継続
下落 減少 弱い 底近い可能性

株式や商品と違い、為替の取引は取引所に取引が集中していない相対取引が多いため、全体の取引量の把握が難しいです。参考となるのは以下のデータです。

日本国内の店頭FXの出来高 金融先物取引協会 月次 http://www.ffaj.or.jp/performance/fx_flash.html
くりっく365の出来高 東京金融取引所 日次 https://www.tfx.co.jp/historical/fx/
東京外為市場の出来高 日本銀行 日次 http://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/cgi-bin/famecgi2?cgi=$nme_a000&lstSelection=FM08
為替先物(日本円)の出来高 シカゴ・マーカンタイル取引所 日次
※1
http://www.cmegroup.com/trading/fx/g10/japanese-yen_quotes_volume_voi.html
為替先物(ユーロ)の出来高 シカゴ・マーカンタイル取引所 日次
※1
http://www.cmegroup.com/trading/fx/g10/euro-fx_quotes_volume_voi.html

※1:シカゴ・マーカンタイル取引所は、直接口座開設すれば、リアルタイムで取引量及びオープン・インタレストを見ることができます。

ボリュームレシオ

一定の設定した期間のうち、「株価が上昇した日の出来高を合計したもの」を、「株価が下落した日の出来高合計」で割った割合のことです。株価が変わらなかった日の出来高も計算式に含めていますが、設定期間内で株価が上昇した日の出来高の大きさを%表示にしたものです。上昇した日の出来高と下落した日の出来高が同じであれば100%となり、100%を超えれば買いが優勢、下回れば売りが優勢ということになります。

オープン・インタレスト

先物市場では、未決済建玉(買い建て玉+売り建て玉)の合計を意味するオープン・インタレストが重視されています。投資家のセンチメントを表す指標とされています。建玉が多ければ、それだけセンチメント(市場心理)が強いと解釈されます。建玉が少なければ、センチメント(市場心理)が弱いとされています。

オープン・インタレストの上昇
新規の買い手が買いポジションを積み増している中、売り手が新規に売りポジションを積み増している状態と解釈できます。

オープン・インタレストが横這い
新規の買いポジションが増加する中、売りポジションの手仕舞い(※2)、もしくは買いポジションを手仕舞う(※2)中、売りポジションの増加していると解釈できます。

※2:手仕舞いとは、市場取引において、これまでと逆の売買を行い、差額の解消を図ること。

オープン・インタレストの減少
買いポジションの手仕舞いおよび売りポジションの手仕舞いが同時に発生していると解釈できます。

価格 未決済建玉
(オープン・インタレスト)
価格への影響
上昇 上昇 上昇継続の可能性、売り建て玉の清算後は下落、天井の可能性
上昇 横這い 未決済建て玉の踏み上げ、天井の可能性
上昇 下落 天井を示唆
下落 高水準 下落の始まり
下落 下落 下落継続の可能性、損切一巡後は大底形成へ
下落 上昇 下落継続の可能性、買い建て玉の清算後は上昇、大底の可能性

CFTC建玉報告

米商品先物取引委員会(CFTC)が上場先物全てについて建玉明細を集計、発表(Commitments of Traders)しています。現地時間で毎週火曜日の取引終了後に報告されたポジションを、週末金曜日の取引終了後に発表します。先物のデータと先物およびオプション合計のデータを公表しています。買い・売り・スプレッドの建玉残を投資家種別に公表しています。米国の先物取引所に上場している商品・金利・為替を取引する場合は、ポジションの状況・傾きについて参考になるデータです。
https://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/HistoricalViewable/index.htm

投資家種別は、仲介業者(ディーラー・銀行)、機関投資家(年金・保険)、レバレッジ・マネー、その他、未報告の5分類です。2010年7月より詳細な(TFFレポート)公表が始まりました。旧フォーマット(COTレポート)も継続して公表しています。旧フォーマットでの投資家種別は、大口投機(Non-Commercial)、商業(Commercial)、小口商業(Nonreportable)の3分類で、買い・売り・スプレッドの総建玉数を公表しています。以前市場で注目されていたのは大口投機の買い・売りの差のネットの数字でした。最近では、レバレッジ・マネーの買い・売りの差のネットの数字が市場動向と相関が高いようです。

昨年末上場されたビットコイン(CBOE)のデータも発表されています。

ブライト・アセットではマーケット情報でCFTC投機ポジションについて毎週更新しています。
為替相場のポジションの傾き CFTC投機筋のポジション

【図表】CFTC投機ポジションEURO–FX(レバレッジ・マネー:買持–売持:左軸)と為替レート(ユーロ/ドル:右軸)

期間:2016/1/5~2018/5/1 CFTCデータをもとにブライト・アセット株式会社が作成

バルチック海運指数(BDI)

外航不定期船の運賃指数で、イギリスのバルチック海運取引所(The Baltic Exchange)が海運会社やブローカーから市況・運賃を聞き取り、営業日ごとに算出、発表しています。バルチック海運指数は、1985年1月4日の基準を1000として発表されます。貿易量(海上荷動き量)が拡大すると、同指数に反映されることから景気を表す指数の一つとされています。
http://investmenttools.com/futures/bdi_baltic_dry_index.htm

ブルベア指数

ブルベア指数(Bull Bear Index)とは、為替市場の心理状態を数値化したものです。市場参加者にアンケートを行い、相場が上昇(または下降)すると予想する人が占める比率を集計したものです。ブルは相場に対して強気、ベアは弱気であるという意味です。一般的に、ブルの比率が極端に高くなると天井圏、ベアの比率が極端に高くなると大底圏と判断します。あるいは、ブルからベアを差し引いた差の推移で判断する方法もあります。
米国株のブルベア指数では以下のAAII(American Association of Individual Investors)が有名
http://www.aaii.com/sentimentsurvey

エリオット波動理論

相場は「5つの上昇波」と「3つの下降波」の「合計8つの波」を一つの周期として形成される」という理論です。実際に使う際には、大きな中長期トレンドで転換するポイントを予想する際に使う人が多いと感じられます。転換点という意味では、相場の上昇幅、下落幅だけでなく、時間的な意味でも分析が重要です。

【図表】エリオット波動理論1
【図表】エリオット波動理論2

反転ポイント
エリオット波動を使う際、相場の反転がどこで起こるかという点が重要になります。この時黄金分割比率を使う人が多いです。黄金分割比率とはおよそ3:5、38.2%:61.8%の水準のことで、古代ギリシャ以来最も調和的で美しい比率とされてきました。フィボナッチ係数とも呼ばれます。フィボナッチ比率は、フィボナッチ数列から計算され、自然界や歴史的建造物・芸術作品にも存在しています。チャートは、投資家の集団心理が入り込んで形成されているため、このような自然の摂理が働くと考えられています。それゆえ、フィボナッチ係数は世界中の多くの投資家がみているテクニカルツールとされています。

フィボナッチ数列

1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233,377……
この数列で前の数字と次、その次、そのまた次の数字の比率が0.618、0.382、0.236となります。このフィボナッチ比率は、木の枝分かれ・ひまわりの種の配列など、自然界にも見られ、ピラミッドやモナリザなど多くの歴史的建造物や芸術作品にも当てはまります。大多数の人間が見て、美しいと感じる比率とされています。人間が心理的に心地が良いとされる数字・比率で成り立っているからと言われています。

昔懐かしいチャート分析ツール

昔(といっても25~30年前)シカゴ出張の最高のお土産は、CBOEやマーカンタイルの売店で売られていた黄金分割定規でした。チャートを手書きしたり、コピーしていた時代は非常に役に立ったツールでした。また、等間隔で広がるサイクル・ファインダーも便利なツールでした。

【図】黄金分割定規とサイクル・ファインダー

今はスクリーン上でチャートを書くことも、サイクルや相場の分割も簡単に分析できるようになっているので必要なくなりました。

半値戻し

反転する(リバーサル)比率としては、黄金比率だけでなく半値戻し(50%)も人間の心理的に心地よいとされています。

半値八掛け二割り引き

大相場後の天井を付けた後下落局面に入った時に、底の水準を判断する目安とされている昔からある相場の格言です。天井の高値から、半分の0.8倍のさらに2割引きした水準です。高値から68%差し引いた32%の水準です。
因みに、ビットコインの暴落に当てはめてみました。

高値 高値x0.32 実際の安値
ザラ場 $19,891 (2017/12/16) $6,147 $6,000 (2018/2/6)
終値 $19,210 (2017/12/17) $6,365 $6,949 (2018/2/5)

ボリンジャーバンド

アメリカのジョン・ボリンジャーという人が開発したテクニカル指標で、相場トレンドの転換点を読む為に使われることが多い指標です。ボリンジャーバンドは確率分布の考え方(正規分布)に基づいたもので、移動平均線より2標準偏差離れているところに上下2本の線を引いていくというものです。余り動いていない時には変動幅が小さく、よって標準偏差も小さくなり、大きく動いた時にはその幅(バンド)が大きくなります。価格が保ち合いで横バイになっている状況ではこの幅(バンド)が縮小し、大きく動いている状況では幅(バンド)が大きくなります。
逆張り手法(※3)のほか、相場トレンドの転換点を推し量る上でも有用であり、順張り(※4)的な手法でもその効果を発揮できるとされています。設定期間は、日足では15日~20日程度、週足では20週~30週程度が良く用いられています。

確率分布の考え方(正規分布)

  • ±1σに収まる確率 = 68.26%
  • ±2σに収まる確率 = 95.44%
  • ±3σに収まる確率 = 99.73%

価格が+2σや+3σに達することは、統計学的に見ると、きわめて特異な状況といえます。正規分布の考え方に立つと、「ボリンジャーバンドの±2σ線を越える確率はおよそ4%に過ぎず、いずれ平均値のほうに戻ってくるだろう」と予想できます。こうした「逆張り(※3)」がボリンジャーバンドの基本となります。価格が+2σを越えたら上昇し過ぎなので売り、-2σを越えたら下落し過ぎなので買いという判断をするのが一般的です。
一方、バンドの幅が広がって価格のボラティリティーが急上昇している場合、その方向性に付いていくといった順張り(※4)の判断にも応用できます。ボラティリティー(変動率)は価格の値動きの激しさを示しています。狭い値幅で小刻みに動いていた価格が一定方向に勢いよく動き出した瞬間を、ボリンジャーバンドのバンドの幅で確認して、その方向性に乗るのが、順張り手法(※4)になります。
このように、順張り(※4)で使うか逆張り(※3)で使うか、使い方が局面によって正反対に違う点がボリンジャーバンドの難しい点です。バンドの広がりや縮小、傾き具合を見ながら、相場が値動きの激しい荒れた状態なのか、値動きの乏しい静かな状態なのかを判断するには役立つ指標といえます。

ボリンジャーバンドの特質

  • 価格の急激な変化は、バンドがボラティリティーの低下によって縮んだ後に発生する傾向がある。
  • 価格が上のバンドを突破した場合、現在の傾向の継続が予想される。
  • バンドの外の凹凸にバンドの内側の凹凸が続く場合は、トレンドの反転が発生することがある。
  • バンドのいずれかから開始された価格の動きは通常、2つめのバンドに達する。

※3:逆張りとは、相場が上がっている局面で、高いところで売って下がったところで買い戻す投資手法。逆に相場が下がっている局面では、低いところで買って上がったところで売る投資手法。相場の流れ(トレンド)の逆を行く投資手法。

※4:順張りとは、相場が上がっている局面で、低いところで買って上がったところで売る投資手法。逆に相場が下がっている局面では、高いところで売って下がったところで買い戻す投資手法。相場の流れ(トレンド)に合わせた投資手法。

エンベロープ

移動平均線を応用したテクニカル指標の一つ。エンベロープは上下にシフトされた2本の移動平均線で構成され、帯(バンド)は移動平均線から一定距離(%)離れてプロットされています。ボリンジャーバンドは標準偏差の一定数(2標準偏差)離れてプロットされている点が違います。エンベロープに価格が到達したときには反転するかもしれないと考えられるのと同時に、上に抜けると買いシグナル、下に抜けると売りシグナルとも判断できます。

MACD(移動平均収束拡散法)

単純平均(SMA)ではなく指数移動平均(EMA)を使って、短期移動平均線と長期移動平均線の差を表した指標です。パーセンテージではなく、実際の価格の値幅が単位となります。MACD=短期EMA-長期EMAで計算されます。さらにこのMACDを移動平均してシグナルをプロットします。短期移動平均線が長期移動平均線を上回っているのは、為替レートの上昇力が強いことを意味しており、MACDはプラスになります。つまり、MACDが0以上であれば「上昇トレンド」と判断でき、マイナスの時は下降トレンドになります。
MACDの方がシグナルより早く動くので、MACDがシグナルを下から上へブレイクした時を“買いシグナル”(ゴールデンクロス)、その反対を“売りシグナル”(デッドクロス)と判断します。さらにこれら2本の線がゼロの線を上回るか否かで上昇トレンドか否かを確認する方法もあります。

回帰トレンド

相場のトレンドを見る際、回帰トレンドラインを引くことで、大まかなトレンドをとらえることが可能です。任意の期間の値動きの真ん中を通るように引いた線のことです。統計学などで用いられる回帰直線や最小二乗直線のことで、各株価の終値からこの直線に垂線を引いた時に、その垂線の長さの合計が最も小さくなるような線(トレンド線)になります。そのトレンド線に平行な直線を上下に2本ずつ、その期間の標準偏差から割り出した+1σ,+2σ,-1σ,-2σの計4本の線を引きます。相場が横這いで大きく動かない時は緩やかに傾き、激しく動いてトレンドが出た場合などは傾きも急になります。相場が落ち着いている時、幅は狭くなり、激しい場合には広くなります。+2σを超えたら売り、-2σを割り込んだら買いと判断します。ある意味トレンドラインに標準偏差の概念をとりいれた指標ということもできます。

RSI(相対力指数)

一定期間の相場における「値上がり幅」と「値下がり幅」を使って、値動きの強弱を数値で表し、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断する手法です。一定期間において、「上昇した日の値幅合計」と、「下落した日の値幅合計」をあわせたもののうち、前者の比率を表します。例えば、比率が上昇日の値幅合計7:下落日の値幅合計3の場合、RSIは70ということになります。
RSIが25から20を割り込むと買いシグナル(売られ過ぎ)、70から80を上に抜けてくると売りシグナル(買われ過ぎ)と言われています。ただし、急騰した場合や急落した場合など、一方向に大きく動くと、RSIが“100”、または“0”といった数値となり、横ばいで動かなくなることがあるので、極端な値動きではテクニカル指標として機能しなくなる場合があります。対象となる相場によってこの売られすぎ買われすぎの数値は異なってきます。一定期間の設定も相場・商品ごとに異なるので、設定が難しいの難点です。

ストキャスティクス

RSI同様、買われ過ぎ、売られ過ぎに着目した分析手法です。この指標は、過去における高値、安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるかを数値化したもので、「%K」「%D」「%SD」という3つの指数から構成されています。基本となる指数は「%K」で、一定期間内に動いた値幅の範囲(最高値-最安値)を100とした場合に、現在の価格(その時点での最新の終値を用いるのが一般的)が、その何%のところに位置しているのかを示す数値です。

算出式
「%K」という指数は、ある一定期間(「現在値-安値」÷「その期間内の最高値-その期間内の最安値」)×100で算出します。

%KはRSI同様、70%(80%)以上は買われすぎ、30%(20%)以下が売られすぎとされます。
「%D」という指数は、ある一定期間(%Kで用いた一定期間とは異なるように設定するのが一般的)を決めて、
(「『現在値-安値』の期間分合計」÷「『高値-安値』の期間分合計」)×100
で算出します。その期間分の%Kを平均した数値ともいえます。

例えば、%Kを算出する期間が5日、%Dを算出する期間が3日という例では
過去5日の「現在値-安値」の3日分/過去5日の「高値-安値」の3日分
%DはRSI同様、70%(80%)以上は買われすぎ、30%(20%)以下が売られすぎとされます。
「%SD」は、ある期間の%Dの移動平均を取ったものです。

「過去の%D」/期間
RSIよりもストキャスティクスのほうが数値の動きが大きくなります。RSIは指標となる数値が1つなのに対して、ストキャスティクスは複数の数値(ライン)を指標として使います。%Kと%Dを組み合わせて、ゴールデンクロス、デッドクロスを判断したり、%Dと%SDを組み合わせて、ゴールデンクロス、デッドクロスを判断することもあります。

酒田五法

酒田五法 (さかたごほう)とは、江戸時代の出羽国(現在の山形県酒田市周辺)出身の米相場師本間宗久によって考案されたろうそく足の並びを基本としたテクニカル分析のひとつです。江戸時代の大坂(今の大阪)では米の先物市場がありました。そこで本間宗久は連戦連勝、最後には江戸幕府の財政指南役にまでなった人です。

酒田五法の基本となる五法
三山、三川、三空、三兵、三法

三山(さんざん)

値動きが上昇→下落のパターンが三度続き(山型が3回出現)、一般に天井形成のパターンとしてみなされ、以降は下落と見ます。出来高が減少していれば、曲型的なパターンとされます。
以下の2種類に分類されます。

三山(トリプル・ピーク)
【図表】三山(トリプル・ピーク)
三尊(ヘッド・アンド・ショルダー)
【図表】三尊(ヘッド・アンド・ショルダー)

三川(さんせん)

拮抗したレンジ相場のなかで解釈される分析法で様々なろうそく足のパターンがあります。一般的には、逆三山、逆三尊と解釈されることもあるようです。値動きが下落→上昇のパターンが三度続き(トリプル・ボトム)、一般に大底形成のパターンとみなされ、以降は上昇と見る。出来高が増加していれば、曲型的なパターンとされます。
ちなみに三山・三川にはいくつかのパターンがあり、急上昇した次の日に上昇が鈍化→大きく下落すれば三川宵の明星、大暴落した次の日に少し値を戻しさらに急反発すれば三川明けの明星となります。

三川(さんせん)
 
【図表】三川(さんせん)
三空踏み上げ
三空踏み上げは売り向かうべし
【図表】三空踏み上げ
三空叩き込み
三空叩き込みは買い向かうべし
【図表】三空叩き込み

三空(さんくう)

何度か上昇・下落を続ける際、前日の始値と終値のろうそく足のろうそく部分に空(窓;まど)を開けて取引が続いた場合のパターンをいいます。3連続で空を開けて、繰り返した後に値動きが上昇傾向(あるいは下落傾向)となり、やがて値動きが落ち着いて上昇・下落が交錯すると三空となります。上昇局面なら売り、下落局面なら買いと反対売買の機会と判断されます。3連続で空(窓;まど)を開けるというのはそれだけ、相場が一方向の取引しかできていない証です。
ちなみに上昇時の三空は三空踏み上げ、下落時の三空は三空叩き込みと呼びます。

三兵(さんぺい)

三日連続で上昇・下落が続くことを指し、上昇が連続すれば赤三兵、下落が連続すれば三羽烏(黒三兵)と呼びます。トレンドフォローで相場についていけ、のサインです。(上記三空との違いに注意)
重要なのはその連続の傾向より値動きの幅や前日終値との比較であり、たとえば前日の終値よりも高い始値で赤三兵が出れば、極めて強い上昇傾向と見ることができます。また値動きの幅が狭まってくると先詰まりとなり、収束の前兆と判断されます。ただし、場中に伸びたひげが長くその相場方向に出た場合には、相場反転とされます。

赤三兵
底値圏で出れば買いのサイン。ひげに注意!
【図表】赤三兵
赤三兵の先詰まり
赤三兵で長い上ひげが出ると、勢いの鈍りを示唆
【図表】赤三兵の先詰まり
仕掛け花火
売りのサイン
【図表】仕掛け花火
三羽烏
三空とは反対で売りのサイン。ひげに注意!
【図表】三羽烏
同時三羽烏
前日の終値と当日の始値が同じでそのまま下げた場合、売り継続のサイン。
【図表】同時三羽烏

三法(さんぽう)

小陽線や少陰線が連続して起こる場合は、売り買いが交錯して方向性が定まらない状態であり、相場が小休止している状態です。「中段もちあい」とも呼ばれ、その後相場が大きく動くことが多いとされます。
酒田五法では相場は、「売り」、「買い」、「休み」の3法とされ、売りや買いと同じくらい重要とされているのは「休み」で、「休むも相場なり」とされています。

酒田五法におけるろうそく足並びの特徴的呼び名

はらみ線
大陽線のあと、そのろうそく内に少陰線が出現(子供ができて孕む)。相場の勢いに陰りが出た兆候。反転するかもしれないサイン。酒田五法では、よく抱き線とともに重要とされる。
【図表】はらみ線
抱き線・つつみ線
前日の小陽線のあと、そのろうそく足を包み込む形。「抱き線」とも「つつみ線」とも呼ばれる。短い陰線を包み込みように長い陽線が現れた状況。もしくは短い陽線のあと長い陰線が出現した状態。相場の反転を示唆するパターン。
【図表】抱き線・つつみ線
大陽線のあと、それより少し高値で寄引同時線が出現。逆もしかり。相場が迷っている、売りと買いが拮抗している状態と解釈される。
その翌日上に行くか下の行くかで方向性が変わる。次に陽線が出れば「三川宵の明星」になり、反転下落の予兆。反対に大陰線のあと星、大陽線は「明けの明星」で反転上昇の予兆。
【図表】星
たくり線
下落相場のなかで長い下ひげの陰線が出現。反転上昇の暗示。
【図表】たくり線
かぶせ線
大陽線のあと、それをかぶせるように陰線が出現。上げ相場では相場の勢いが急転するというサイン。相場の転換のサイン。
【図表】かぶせ線
首吊り線
上昇過程で窓を空けて上放れ、寄り付き時点で成り行き買い注文が殺到したが利食い売りに押されさらに押目待ちの買いで上昇し高値引けしたという形。相場の過熱感を表しており、反転のサイン。
【図表】首吊り線
入り首
下落相場において前日の引け値より安く寄り付き、前日の足の中ごろまで差し込んで引けた陽線。翌日下げれば、追撃売り。
【図表】入り首
あて首
陽線が前日の安値までしか戻らなかった場合をアテ線と呼ぶ。翌日下げれば、追撃売り。
【図表】あて首
三ツ星
ごく短い線が2つ、3つ連続すること。翌日の値動きによるが、相場の流れは継続するとされる。
【図表】三ツ星
こま
上下に平衡したひげが出た状態。星とおなじとされ、売りと買いがほぼ拮抗している状態と解釈される。
【図表】こま

レイモンド・メリマン

占星学と独自のサイクル理論でマーケットや世界情勢を予測するテクニカル・アナリスト(米国人)です。毎年商品、金利、為替、株式市場について市場を予想するレポートが投資日報社から発売されています。占星学に基づいた重要変化日に注目する投資家も多いです。

参考文献:
先物市場のテクニカル分析(ニューファイナンシャルシリーズ)
ジョン・J・マーフィー きんざい 1990年

株式相場のテクニカル分析
合寶郁太郎、小沢文雄 日本経済新聞社 2006年

テクニカル分析入門 株の売り時、買い時を知る
田中勝博 日本経済新聞社 2005年

相場サイクルの基本 メリマンサイクル論
レイモンドA.メリマン 皆川弘之訳 投資日報社 1995年

日本テクニカル分析大全
日本テクニカルアナリスト協会 日本経済新聞社 2004年

ボリンジャーバンド入門 相対性原理が解き明かすマーケットの仕組み
ジョン・A・ボリンジャー、長尾慎太郎 監、飯田恒夫訳 パンローリング 2002年

先物市場のテクニカル分析スタディガイド
ジョン・J.マーフィ、日本興業銀行 金融財政事情研究会 1998年

“ろうそく足チャートと移動平均線が基本”
“トレンド分析”
“ボラティリティーは曲者”
“出来高と建玉”